こんにちは YamaC / ﾔﾏｼｰです。
以前、ハードコアのブートレグを作成する時によく使っているサンプルパックを紹介しました。
この記事の反響が割とあったので、また懲りずにサンプルパックの記事を書いていこうと思います。
今回のテーマは
「無料なのに、よく使ってるいい感じなサンプルパック」です。
DTMはとにかくかけようと思えば無限にお金がかけられるために、そのイメージが先行して「お金がかかるから敷居が高い…」と思われがち。
どうにかそのイメージを払拭して、気軽にDTMを行って欲しい（そしてええ感じのアニリミをみんなに作って欲しい）ので、この記事を書いていこうと思います。
無料のサンプルパック紹介
無料のサンプルパックからご紹介。
1：Hyperbits Sample Pack Vol.2
入っている音源（日本語に訳したものをそのまま載せます）
- 60個の調整された音色のパーカッション
- 54個のキック
- 20個のクラップ
- 20個のスネア
- 10個のハイハット
- 10個のライド
- 10個のシェイカー
- 6個の壮大なボーカルショット
- 5個のタンバリン
- 5個のクラッシュ
- 5個のインパクト
- 5個のライザー
- 5個のホワイトノイズ
- 5個のアトモスフィア
220のロイヤリティフリーのサンプルが入ったサンプルパックです。
こちらは、わりと使いやすいクラップだったり、Hey！！みたいな感じの声ネタが15個くらい入っていたりと、幅広くどんなジャンルでも使えるようなサンプルパックです。一応配布ページには
220のロイヤリティフリーサンプルと、Future House, Deep House, Future Bass, Experimental & Chill, Trap, Progressive House, Tranceなどのジャンルに適用できる7つのコンストラクションキットが含まれています。
https://hyperbits.com/free/sample-pack-vol-2/
と書いていますが、結構いろんなジャンルでも使えると思います。
DLはこちらから。
→ https://hyperbits.com/free/sample-pack-vol-2
2：JungleJungle: 1989 – 1999 sample pack
次に紹介するのは、JungleJungle: 1989 – 1999 sample packです。
650以上のブレイク、ベース、パッド、リフ、ヒット音、ボーカル、エフェクトが収録されたこのサンプルパックはJungleのVinylやCDから保存されたものらしいです。
名前の通り、1989年から1999年の音源をサンプリングしているものです。（権利がどうこうみたいな問題はここではあまり触れません）
詳細については上に貼ったYoutubeの動画を見ていただければとは思いますが、XX（任意の名前） Breakがものすごい量収録されています、普通に知らないものばかりで勉強になります。
DLはこのリンクからいけるっぽいです。BandCampからも行けるようです。
3：HENTAiCORE – Free Hardcore Pack(1,2)
ハードコアを作成している方なら、知らない人はいないでしょう。HENTAiCORE（現：oxygenetiX）のHardcore Sample Packです。vol.1, vol.2と存在するのですが、特に大好きなのはvol.2のKickです。
このサンプルに入っているAlmost GammerというKickがとにかく良くて、いろんな有料サンプルパックを買いましたが、割とこのキックを使ってしまっています。（正直言いたくないすらあった）
入っているサンプルはこんな感じ
- 41 Kicks
- 5 Top Layers
- 29 Kicks + Basses
- 18 Single Basses
- 48 Multi Sampled Basses (4×12)
- 33 Loops
- 9 Fills
- 9 Snares
- 4 Claps
正直どのサンプルも有料級で即戦力なので、ハードコアのブートレグを作ってみたい、でもサンプルを買うのはなあ。なんて方はこのサンプルをDLするだけで世界変わると思います。それぐらい大好きな無料のサンプルパックです。
Vol.1はこちらから
Vol.2はこちらから(Toneden)
4：M4 CLUB KIT v2
Jersey Clubを作っているM4ttさんが昨年12月に配布していたサンプルパックです。
Jersey Clubに収録されているあんな音やこんな音（Bedのキコキコ音とか、ボイスサンプルとか、銃の音とか、サイレンの音とか）がとにかく入りまくっています。
多分冗談抜きでこれをDLしてしまえばJersey Clubを初めて作る、って人は作れてしまうんじゃないでしょうか・・・ってくらいすごいです。
DLは上記のTwitterのリンクからお願いします。
その他：Techno Trance Essentials
最後にご紹介するのはこちら。Techno Trance Essentialsです。こちらはサンプルパックといえばサンプルパックなのですが、itunesとかで買えます。
itunesで40サンプルくらいがまとまって150円で買えます。まあ実質無料だと思いますが、レギュレーション違反なのでその他に入れておきます。
こちらは音ゲーとかで聞いたことあるようないろんな声が収録されていて、自分はこのサンプルパックのVocal Acapellas tuned on A 1 (40 Samples)をマジで多用しています。
冒頭の動画にでてくるｳｪｴｴｴｴｴｴｴｴｴ～みたいな声とかGo!!!!!!!!!みたいなやつをBuildupやFillの部分でいれると、めちゃくちゃそれっぽくなります。ひたすらに多用しています。笑
あと、すごいわかりやすい動画があったので貼っておきます。
無料じゃないのでDLリンクはありませんが、興味あったら買ってみてください。150円であの声ネタたちが買えます。
Techno Trance Essentials (2595 Essential Beats, Sounds, Vocals & FX)
まとめ
というわけでいろいろとサンプルパックを紹介してきました。正直な話、有料で買ったものに比べると使用頻度は低い（HENTAiCOREのやつを除く）ですが、無料で手に入れられるのは、やっぱりいいですよね。
この記事では一切紹介しませんでしたが、無料のサンプルパックとしてはCymaticsのサンプルパックは有名だと思います。一応自分もDLはしましたが、正直あんまり使っていません。
あとは、Youtubeで「SamplePack Free」なんて調べたら、多分いろいろ出てくると思います。（実際いろいろそれでDLした）
無料の範囲内でもやれることはたくさんあると思うので、ぜひ探してみてください。いい感じの無料サンプルパックがあったら教えてほしいです。
それでは、良いDTMライフを・・・！
